Timeline

マジックの歴史 年表

大道芸だった手品が劇場の芸術になり、テレビを通じて世界へ広がるまで。200年の流れを一望できます。

  1. 1700–1800

    市と宮廷の時代

    専用の劇場がまだなかった時代。奇術師は市(いち)の小屋掛けと、王侯の館とを行き来して演じた。芸を売る相手は群衆か貴族かのどちらかで、その中間にある「切符を買って観に来る観客」はまだ生まれていない。

  2. 1800–1880

    近代奇術の黎明

    大道芸や見世物だった手妻・奇術が、劇場の芸術へと姿を変えていった時代。演者は魔術師の扮装を脱ぎ、紳士服で舞台に立つようになった。

  3. 1880–1930

    マジックの黄金時代

    大劇場を巡業する大掛かりなショーが世界を席巻した時代。マジシャンは国際的なスターとなり、日本の一座も欧米を巡演した。

  4. 1920–1970

    技芸の洗練

    大仕掛けより「演者の手と間合い」が問われた時代。至近距離の芸と、無駄を削ぎ落とした舞台演技が芸術として確立した。

  5. 1960–2000

    テレビとショーの時代

    テレビ中継と大型特番が、マジックを一夜にして全国の茶の間に届けた時代。観客の規模が桁違いに広がった。

  6. 1990–

    現代

    至近距離の芸が再び主役に戻り、オーディション番組や動画配信を通じて新しいスターが生まれ続けている時代。